木村一八（きむらかずや）とは？
天才漫才師と呼ばれた、横山やすしの長男として生まれます。
兄妹は妹が二人おり、長女は一般人、次女は漫才師「さゆみ・ひかり」の木村ひかり（異母妹）がいるみたいですね。
名前の由来も色々諸説あるようです。「人生、一か八かや！」と言うことで付けたや、「男の子は七回転んで八回起き上がって初めて一番」など、様々な説があったようですが、「人生で、何か一つでも自慢できるものを持て」という願いから、歌舞伎の一八番に掛けて名づけられたと本人が語っているようです。
やすしの息子として芸能界活動へ
幼少期の頃からバラエティ番組にたびたび出演しており、多くが父親の横山やすしとの共演であった。中学校卒業後に芸能界入りし、父の横山やすしと同じく吉本興行に所属。「毎度お騒がせします」の主役に抜擢され、中山美穂と共演するなど、一躍アイドルとして人気者となる。
運転手暴行事件、吉本興行との契約解消！
1988年11月25日、俳優として順風満帆だった19歳の時、タクシー運転手に対して一方的に暴行を加え傷害容疑で逮捕されています。
遊び仲間と飲酒後、六本木の路上でタクシーを停めようとしたが、乗車拒否をされたことに立腹し、直後に停車した関係のない別のタクシーに八つ当たりをし、車体を傷つけた。（未成年で飲酒もダメですよね。当時は緩かったのでしょう）
その時の運転手が、友人よりも体格も大きく、友人に危害及んでいると勘違いした木村一八は、運転手に回し蹴りを加えけがをさせた。仲間からの煽りもあり、気分が高揚した木村一八は、執拗なまでに暴行をし運転手を脳挫傷に至らしめた。多数の目撃場があり、マスコミもこれを報じるに至ったのです。
未成年で逮捕された木村一八の事件ですが、横山やすしや吉本興行を巻き込むだけに留まらず、社会問題にまで発展しました。成人に近い19歳であったことから、マスコミによって実名報道を行うかどうかで対応が分かれたようです。吉本興業は木村一八に対し、懲戒処分とし専属契約を解消しています。出演中のテレビドラマ「疑惑の家族」からも降板させた。「はぐれ刑事純情派」の第2シリーズからのレギュラー出演降板になっています。少年院送致となり、出所後も自粛の姿勢を取りました。
出所後から現在の活動は？
木村一八は、1992年にドラマ「十年愛」で俳優として復帰しています。その後もテレビのレギュラー出演をし、活動を広げていましたが1995年2月、アメリカ人の少年への暴行容疑で2度目の逮捕。罰金20万円の略式命令を受けています。
2001年には、再び吉本興行と専属契約を結び芸能界へ正式に復帰したが、数年後に吉本興行を離れています。フリーの俳優として活動していましたが2006年3月、日本刀を所持していたとして、銃刀法違反で3度目の逮捕。ですが、所持していた日本刀が模造刀であったことから不起訴処分となっています。
2008年からPowerMに所属、その後、舞台やドラマの出演、自身の波乱万丈な経験を活かし「木村一八のけんか説法」と言うタイトルで執筆活動も開始しています。青少年に対する人生相談を受けているほか、社会貢献活動や地球環境エコロジー問題にも精力的関わる活動を始めています。
YouTubeでも出演された動画や過去動画が上がっていますので、ご覧になってくだい。
コメント